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【手汗が多い】有効な治療法は?保険適用可能で安心!

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どうも、ちょっこりまんです。

「手汗が多い」と一口に言っても、レベルはさまざまです。

緊張してじんわり汗ばむくらいなら正常でしょうけど、手のひらからしたたり落ちるほど汗がでる場合は「手掌(しゅしょう)多汗症」という立派な病気です。

かくいう自分も「手掌(しゅしょう)多汗症」で、今まで不便な生活を余儀なくされました。

自分が手汗に気づいたのは、小学3年生くらいでしょうか。

文字や絵を書いていると紙がふやけるようになり、ハンカチやいらない紙を下にひいて書くようになりました。

運動会や部活動で手をつなぐ場面があると、緊張して余計に汗が出るという悪循環。

音楽の時間に縦笛を吹くときも、次第にぬるぬるしてきて吹きづらかったのを覚えています。

昔は今ほど情報がなかったので、お医者さんに診てもらうなどという発想がなく、大人になってやっとニュースやネットで病気ということがわかりました。

先日もテレビで次のような特集をしていましたので、少しご紹介したいと思います。

2026年2月28日(土)報道特集の内容

2026年2月28日(土)の報道特集より

大量の汗が止まらない「多汗症」。

日本人の10人に1人いるとされていて、生活の様々な場面で影響が出ている。周囲からの理解を得られにくい、当事者たちの悩みを取材した。

資格試験の勉強をする優子さん(仮名・40代)。いつ、どこにいても、タオルが手放せない。

「全然集中できない」

テキストの文字はにじみ、机の上には汗で水たまりができていた。冷房が効いていて、部屋は少し肌寒く感じるくらいだが、手からは汗が滴り続ける。

優子さんは、「多汗症」と診断されている。多汗症は、生活に支障をきたすほど大量の汗をかく疾患で、原因は特定されていない。

特に手からの汗は、暑い日や運動をした時などとは異なり、外からの刺激と関係なく出続ける。

「湿り気のレベルの差はあれど、常に湿っている」

優子さんは手のほかに、足や脇にも過剰な汗をかく。

多汗症は学生生活にも大きな影響を与えた。高校のテストでは、手の汗が回答用紙に落ち、上手く書くことができなかった。

「テスト用紙がこういう状態になってしまって、その後、解ける気がしなくて、眠いふりをして突っ伏して。コロナの頃の『青春は密だ』っていうのがあったと思うんですけど、思い出すと友達と手を繋げなかった。嫌がられたなとか、ネガティブな思い出の方がいっぱい思い出されてしまって、密を避けて送りたかった」

雪の日、多汗症患者の手から湯気が出るのは、気温に関係なく大量の汗が出るからだ。

汗で熱が奪われ、凍えながら汗をかいてしまうという人もいる。

多汗症の当事者を支援するNPOで代表を務める黒澤希さん。40年近く、手足や脇の汗と付き合い続けている。

撮影を行った2025年6月。部屋には冷房が効いていたが、黒澤さんの足もとではヒーターが付いていた。汗をかいた足が極度に冷えてしまうのを防ぐためだという。

「冷えがひどいですね。夏場も冷えますけど、冬にうちの中にいて、本当にかじかんでこれ(ペン)を持てないので。本当に震えて書けなくなっちゃう」

多汗症の辛さを周囲に伝えることは難しいと、黒澤さんは感じている。

「汗だから大丈夫だよとか、拭けばいいよとか、皆さん多分自分がかいてる汗のことを想像して言ってくださってるんですね、優しい意味で。私たちってずっとかき続けちゃってる汗なので、分かってもらえてないような悲しい気持ちになってしまう」

多汗症は目に見えづらい疾患であることから「サイレントハンディキャップ」と言われる。命に関わることはないが、日常生活での影響が大きく、QOL(生活の質)を下げる疾患だ。

黒澤さんのNPOでは、多汗症患者の対面での交流会を年に一度開いている。周囲に話せない悩みの相談や情報交換を行っている。

東京から来たという10代の学生。高校生活で傷ついたこともあった。

「(手が)濡れてたので、気持ち悪いって大声で言われてしまって、それが一番ストレスかな。気にかけてる部分もあるので」

社会人3年目の女性も…

「気持ち悪いとか、なんで濡れてるのとか言われるんで、それが結構トラウマ。どんどん閉ざしていっちゃう」

多汗症の辛さは、家族に理解してもらうのも難しかったと話す。

「病院に行きたいと言っても、汗くらいで病院なんて行かないよと言われた」

東京都内にあるこの皮膚科には2024年、約4600人が多汗症の治療に訪れた。

院長の藤本智子医師。多汗症には複数の治療法があるという。

「手のひらに関しては、最初はリスクの少ない塗り薬。脇の下は、まずは塗り薬。駄目だったらボツリヌス毒素の注射。リスクの少ない治療から始めて、だんだん症状に合わせてちょっと強めの治療にいく」

この男子高校生は、今回初めて診察に訪れた。

「手の汗とか足の汗、大体何歳ぐらいから困っていた?」

「記憶のある限りではもうずっと。多分幼稚園とかの頃からだと」

藤本医師が勧めたのは「イオントフォレーシス」という治療だ。電気によって汗の出口を小さくし、発汗を抑える。

塗り薬を組み合わせて、1か月、様子を見ることになった。

池袋西口ふくろう皮膚科クリニック 藤本智子 院長
「原因がわからない以上、全ての治療は今、対症療法。対症療法の中で、自分に合う組み合わせを探していくところをお手伝いする形」

【手汗が多い】それ「手掌(しゅしょう)多汗症」かも

手掌(しゅしょう)多汗症」は、手のひらに日常生活(書類濡れ、スマホ操作、握手など)に支障をきたすほどの大量の汗をかく疾患で、日本人の約5%にみられる病気です。

10代頃の思春期に発症しやすく、緊張などの精神活動による交感神経の過剰な働きが原因といわれています。

手掌多汗症の診断基準では、明らかな原因(病気、服用している薬の副作用など)がないのに、両手のひらの汗が6カ月以上続いており、次の6つのうち、2つ以上当てはまる場合、手掌多汗症と診断されます。
※1~6の質問のうち2項目以上当てはまる場合や、幼少期では家族からの気づきなどを参考にし、発汗検査(ヨード液というお薬を用いての発汗の様子を見る調査、機械を用いて汗の量を測定)を行うこともあります。

手掌多汗症の診断基準 (みんなの手の汗サイト|久光製薬

・最初に手の多汗症状が出たのが25歳以下

・左右の手のひらに汗をかく

・睡眠中は発汗が止まっている

・1週間に1回以上、手の多汗症状がみられる

・家族に同じ症状の方がいる

・手汗のために日常生活に支障をきたしている

【手汗が多い】有効な治療法は?

手掌(しゅしょう)多汗症」の治療法としては、以下のものがあります。

・飲み薬(プロバンサインなど)
・塗り薬(塩化アルミニウム、アポハイドローションなど)
・イオントフォレーシス
・注射(ボトックス)
・手術(胸腔鏡下交感神経遮断手術(ETS))

飲み薬(プロバンサインなど)

プロバンサイン(一般名:プロパンテリン臭化物)は、全身の汗を抑える効果が期待できる保険適用の内服薬です。副交感神経を遮断することで発汗を抑制し、特に多汗症治療に用いられます。効果は一時的で、副作用として強い口渇、便秘、目のかすみなどが現れる場合があります。閉塞性隅角緑内障や前立腺肥大による排尿障害、重篤な心疾患がある場合は使用できない。抗うつ剤や抗精神病薬など、他の薬との飲み合わせに注意が必要。

塗り薬(塩化アルミニウム、アポハイドローションなど)

塩化アルミニウムは、強い吸湿性と水分と反応して塩化水素を発生する性質を持つ、白色~淡黄色の化学物質です。多汗症治療(汗腺閉塞作用)の第一選択として10〜50%の濃度で用いられますが、刺激性接触皮膚炎の副作用や、眼・皮膚への強い腐食性に注意が必要です。
 妊娠中の安全性は確立されていないため、使用前に医師に相談が必要。また、刺激が強いため濃度調整や、使用後の洗い流しが推奨されます。強酸性(pH 2.4〜3.2)で腐食性が高いため、目に入れない、衣類に付着させないことが重要です。光で劣化するため、遮光瓶に入れるかアルミホイルで包んで保管する。

イオントフォレーシス

イオントフォレーシス(Iontophoresis)は、皮膚に微弱な電流(数ボルト)を流すことで、主に手や足の汗の出口(汗腺)を一時的に閉塞させ、多汗症を治療する安全性の高い物理療法です。水道水などを用いた治療を週2〜3回、数週間継続することで汗の量が減少する効果が期待できます。 痛みを感じる場合があるほか、皮膚炎、乾燥、かゆみなどが現れることがある。なお、体内金属や心臓ペースメーカーを使用している方、妊娠中の方は治療を受けられない場合があるため、事前に皮膚科専門医への相談が必要。

注射(ボトックス)

手汗のボトックス注射は、手のひらに直接ボツリヌス毒素を注入し、汗腺の活動をブロックして発汗を抑える有効な治療です。効果は施術後数日で現れ、4〜9ヶ月持続するため、年1〜2回の治療が一般的です。痛みはあるものの、手汗で困っている方には高い改善効果が期待できます。手掌多汗症のボトックスは、通常は自由診療(自費)ですが、重症度によっては保険が適用される場合もあります。

手術(胸腔鏡下交感神経遮断手術(ETS))

多汗症(特に手掌・腋窩)に対するETS手術(胸腔鏡下交感神経節切断術)は、脇の下から内視鏡を挿入し、汗の命令を出す神経を遮断する治療です。手汗への効果は絶大で即効性があり、日帰り手術も可能 ですが、背中や太ももなど他の部位から汗が出る「代償性発汗」がほぼ確実に出る点が最大のデメリットとなります。脇の下(約3mm程度)を片側1カ所切開し、胸腔鏡(カメラ)を入れて汗の命令を出す胸部交感神経を部分的に切断、またはクリップで挟む。手術時間は20分〜1時間弱、保険適用で3割負担の場合、両手で8万円前後。 手術直後から手のひらの汗が劇的に減少するが、代わりに、胸・背中・太もも・お尻などから汗が多く出る代償性発汗が出る場合がある。

まとめ

自分は今回紹介した治療法のうち、飲み薬(プロバンサイン)と塗り薬(塩化アルミニウム)をやりましたが、効果はありませんでした。

そこで、現在はイオントフォレーシスで治療をしています。

自宅でできるイオントフォレーシス機器の「サーリオ」を使用していますが、手汗がおさえられて非常に快適です。

初期費用はかかりますが、自分は購入してよかったと思っています。

詳しくはこちらの記事で紹介していますのでよかったらご覧ください。

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